12月定例議会 「ネット配信」

いじめ問題根絶に向け酒田市教育委員会の姿勢を質す

5番、石黒覚でございます。
本定例会一般質問最終日6人目で、お疲れもピークのところとは存じますが、私からも通告致しております点につきまして一般質問申し上げたいと存じます。21番目の質問と言うことで前者の質問と多くの点において、重複することについては何卒ご容赦頂きたく存じます。
私達が小さい頃は、10年という年月のスパンを「10年ひと昔」という言い方で表現をしながらも、今ほど劇的な変革がなされる状況ではなかったように思います。しかし、近年の10年という概念は予想のつかない社会変革をもたらす遥か彼方の次元のような感覚になってしまうほど、めまぐるしく変革をする時代となっていることは、言うまでもないところでございます。

例えば、「IT革命」という言葉で国会が賑わったのは、まだ5~6年前のことだと記憶していますし、今から10年前に私達の住む北庄内地域においては、市町村合併の議論は全くなかったのではないかと思います。しかし、現状はどうかと言えば、1市3町の合併がなされ、すでに1年2ヶ月近くになるという大きな社会変革をとげた状況になっているわけであります。

あるいは、私達の日常生活の変化の中で、携帯電話の普及率という端的な例を一つ申し上げるならば、10年前の平成8年11月末における加入者数が約1690万件に対して、本年11月現在、9445万件という飛躍的発展をとげたことはまさに驚くべきことです。あるいはパソコンの保有台数やインターネット利用についても飛躍的という表現が適切な数値であることもまたいうまでもないことだと思います。昨日もこうした情報通信、メディアの進化が私達の社会に良くも悪くも多大な影響を及ぼしていることについて指摘がなされていました。

そこでまず第1点目は、こうした社会背景の中で、本市が進めている総合計画策定において、阿部市長が描く10年後の酒田についてお伺い致したいと存じます 昨年合併後の選挙において、阿部市長が市民の皆様に伝えられた「キラリと輝き続ける都市づくり」というキャッチフレーズは、市長ご自身の酒田に寄せる並々ならぬ敬愛の表現であると受止めているところでございます。そして、訴えられた政策の3本柱を踏まえて所信表明演説の冒頭で述べられた「市民の皆様の期待を最大に、不安を最小にすることこそが我々合併後の市政に携わる者の使命であり、新市のテーマである、人いきいき、まち快適、未来創造都市酒田の実現に向けて、一歩一歩着実に前進する」との力強い表明を頂いたものであります。そして、その実現に向けて大きく3つのテーマ11項目にわたる具体策が示されました。そして結びに「地方自治体には今まで以上に、自己決定、自己責任による行政運営が求められ、地方都市では急速に少子・高齢化が進む中にあって、住みたいまち、訪れたいまちの評価は、地域の経済・文化をはじめとする様々な市民活動が総体としてどれだけ活発に展開されているか、そこに住まう市民がどれだけ心豊かな生活を送っているか、そして、健全な行財政基盤を持ち必要な行政サービスが効果的・効率的に提供されているかによって決まってくる」との決意が述べられています。全く異論を挟む余地のない、深い決意であり評価致すものであります。

しかしながらこの一年間、一方では、日本社会が暗黒の闇に紛れ込んだと表現しても過言ではないほど、悲しい事件や事故が多発、いじめや介護疲れ、リストラや経済苦によって自殺という最終手段を選ぶ人たちが後を絶たない状況が現実なのであります。こうした状況が私達の地域の話ではないと思いたかったところに、先日、私のHPの意見箱に寄せられた市民の方の声によると、

①    40代の若いご夫婦が、2人ともリストラされ、旦那さんが何とか再就職したが結局そこもリストラされ、子どもとおじいさんを残して二人で自ら命を絶ったこと。
②    45歳の男性が、20年勤めた会社で営業所縮小により、苦手な運転の配送業務に配置転換になり、過労から事故を起こし精神的に追い詰められて、幼い子どもと奥さんを残し自殺。残された奥さんが懸命に就職先を探しても働き場がない。
③    40代の女性で、母子家庭、長年勤務の会社が縮小でリストラ、介護施設でヘルパーとして勤務したが、パートのため収入が低く生活に困窮、少しでも条件が良い所に転職するが、実は何処も同じで、この夏から行方不明。

などなど、十数件にわたる方々の大変な状況を知らせてくれたのです。最後に綴られたこの方のご意見は、「こう言う状況がすぐに改善するとは思はないが、政治にたずさわる立場の人間として、庶民の具体的な現状を知っておいて欲しい、市民は政党などの政策の違いなど関係なく、普通に頑張った人が普通に生きていける社会(ふるさと)にして欲しいと願っている。声の大きな人の意見だけを聞かず、サイレントマジョリティを大切にして欲しい。」と締めくくられていました。

昨年12月定例議会で申し上げたことでありますが、旧3町の良さをどのように認識しますかとの質問に、自ら足を運んで地域の良さを発見していきたい、あるいは、一体感の醸成のため市民の皆様から直接的に意見を伺う場を積極的に設ける、と言うご答弁でしたが、この一年取組まれた、「各地域の行事などへの精力的な参加」や「地域づくり懇談会」などにおいて努力されたものと評価を申し上げるものでございます。

そうした活動を通して実感された、新市の現状や市民の皆様の思いを、いよいよ向こう10年間の総合計画という、酒田市の未来を方向付ける極めて重要な計画策定の中に反映させながら、酒田市という船の舵取り役として、117千人の市民を乗せて、どの方向に導かれようと考えておられるのか、現実は極めて厳しい状況であることは、先に述べたとおりであります。しかしながら、こうした殺伐とした大変な状況だからこそ、阿部市長の強いリーダーシップで10年後の酒田に夢を描いて、市民の方々に示す時ではないかと考えるのであります。もちろん行財政改革を基本にしながら、いま市長がもっとも力を入れて描く部分と、少し我慢する部分とのメリハリある計画でなければならないのであろうと考えるところでありますが。是非、率直なご所見をお伺い致したいと存じます。

2点目は、学校における「いじめ」の現状と根絶の方策についてであります。この件に関しましては、昨日、そして本日と多くの議員から、様々な視点で質問され、そして答弁もされているところでありますので、まさに重複することになりますが、ご容赦いただきたいと思います。
まず、今回実施された「いじめ」に係る緊急調査の調査方法と結果についてお伺い致します。
示されました平成15年度から今年度1学期までの発生件数と今回の緊急調査の結果による発生件数の数字について見ますと、かなり大きな違いがあるわけですが、これまでの調査内容と何が、どのように違っているのか、また、この結果を教育委員会として、どのように分析され、どのように受止めておられるのかについてお伺い致します。

例えば、発生件数の数字というよりは、個々の事案の持つ特徴や「いじめにあっている子」と「いじめている子」の心の状況などについて把握されておられる点についてお聞かせいただければと思います。実際、昨年でしたか、高校でいじめにあい不登校になり、結局学校をやめることになった生徒の家族からご相談を受けたこともありましたし、相談機能の充実や指導に当たる先生方の研修強化など一生懸命努力されていることは十分理解しているところでありますが、学校をやめたり、転校したりという残念な結果になっているケースがこれまでも実際にあったとすれば、やはりまだまだ不十分な体制であると言わざるを得ないことを、まず私達が認識しなければならないと考えるのであります。

現状本市におきましては、幸いなことに命に関わる最悪の事態には至っていないわけですが、そうした子供達の心の状態を知ることから始めなければならないことは、これまでもご答弁されているところでありますが、あらためてお伺いしておきたいと思います。

二つ目は、相談機能や実態調査の強化の一方で、子供達同士での、いじめを無くそうとする、自発的取組みを即す活動が重要であろうと考えるところであります。そのことをなくしていじめ根絶はないと思えるのですが、この点についての具体的対策が、語られていない気がしてなりません。確かに学力向上は重要です。しかし、子供達同士の心と心による語らいは、もっと重要で健全な社会形成には不可欠なことだと認識するものであります。現状の取組みがあればお伺いしたいと思います。また、今後取組む方向にあるとすれば、どのような具体策を考えておられるのかお尋ね致します。

次に3点目は、病院統合協議の現状と市民の不安に対する説明のあり方についてお伺い致します。この点についても前者と重複いたしており、多くの点について述べられておりますので、2点だけお尋ねを致します。

病院統合の方向付けがなされて少したった11月初旬、ある市民の方から何度か電話を頂きました。内容は、マスコミからの情報しかなく不安である。噂話であるが県側主導で話が進められ、いずれ市立病院側だけに人員整理などの痛みが押し付けられる基本方針が示されると聞いた。こうした不安が患者に広がったり、職員の間にも疑心暗鬼が生じ、あってはならない医療ミスなどにつながりはしないかと考えてしまうというものでした。こうした不安は、まず、どのようなメンバーで、どのような日程で、いつまでどんなことを協議するのかなどの情報が前もって伝えられることで、半減するのではないかと思うのです。広報さかた12月1日号に「病院再編統合協議会が設立されました」との記事が掲載されていますが、これがもっと以前に「病院再編統合協議会が次のような日程で進められる予定です」と掲載されたのだとすれば、どうだったのでしょうか。情報を共有するには、あらゆる手段でスピーディに発信することが大切だと思います。ましてや基本的に公開による協議会だとするならば、日程を前もって明らかにして、多くの市民の皆様に傍聴を促す努力が必要ではないのでしょうか。昨日斎藤議員が11月20日の協議会を傍聴したと発言されていましたので、日時や場所については前もって告知があったのだと思いますが、恥ずかしいことに私自身も見逃してしまいました。ましてや市民の方々にとってはあらゆる手段で繰り返し告知する姿勢がないと中々伝えきれないのが実情ではないかと思います。今後は、是非とも広報、HP、FM、防災無線などを活用した情報提供を望むものであります。この点についてお伺いします。

もう1点は、職員の方々の不安解消への対応です。こちらも1点目と同様に終了した協議会の報告ではなく、事前に協議内容に関する情報提供と、さらには事前に意見を聞くなどの配慮を望むものであります。当局の今後の対応についてお伺いいたしまして、1問目と致します。

2問目

1について

①       答弁によっては、さらに具体的な部分を引き出す。

②       猛議員の人口減少議論を踏まえ、夢を描くについての現状認識として県統計ではあるが、合併後1年間で1320人、人口が減少したことを最大の危機と捉え、仮に10年間このペースで進んだとすると、13千人減るということは、平田地域と松山地域の人口に匹敵する人口が減ることによって10年後の描き方がどのように変わるかを伺う。

2について

①    答弁のないようにコメント

②   子供達独自の取組みの例

※    市川市南行徳中学校で今月11日、「オレンジリボンキャンペーン」が始まったことの意義

③    朝日新聞の特集コラムの例
※    子供達の知る多くの有名人などが、「いじめられている君へ」「いじめている君へ」と題して、自分の経験を伝えていることの意義

これは実際に、多くの大人が自分の経験を生の声で伝えることにより、子供達の不安解消になるのではないか。

④    12月6日付け山形新聞私の主張への投稿記事

⑤    12月19日みのもんたの朝ズバでの報道から教師の資質の問題提起

※中学校入学直後、クラスの副委員長に選ばれた生徒が、担任からその子の兄弟が身障者であるという理由で、副委員長などできるのかと頭をげん骨で殴られ、その後、お前は会議室で一人勉強しろと言われ、3年間我慢して通学し、それでも卒業する時に記念アルバムに担任から寄せ書きをしてもらったその言葉が、「ゼア イズ ブラックシップ エブリ フロック」という英語のことわざで「あらゆる集団には厄介者がいる」という意味の言葉を書き込まれた。その後、恐怖症から高校にはいけずにいるが、勇気を振り絞って提訴したところ、静岡市側が全面的に受けて立つ姿勢を示した理不尽さ。

3について

①    まずは、来年2月に予定されている、「整備基本構想」案の決定をめざす協議会の事前情報開示を求める

②    職員の意見を吸い上げるシステムを強く求める
【答弁含み54分03秒】

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