常任委員会県内現地調査活動2日目

8時半、斜面崩落復旧工事が不眠不休で進められている、宿泊先の肘折温泉を出発し、遊佐町に向かいました。鳥海工業団地内にある「㈱ゆざ食彩工房」にて、パプリカの加工食品に取組む状況を調査させて頂きました。パプリカドレッシングは、奥田シェフ慣習により開発され、現在はスカイツリーないで販売されており人気沸騰のことでした

パプリカ生産で有名な遊佐町で、生出荷不能な40%の規格外品の利用に目を付けた貴重な取組みから生まれた商品多数
パプリカ生産で有名な遊佐町で、生出荷不能な40%の規格外品の利用に目を付けた貴重な取組みから生まれた商品多数

 

お昼は、昼食も兼ねて鶴岡市にある「やさいの荘の菜ぁ」でお話をお聞きしました。頑張っている農家のお母さん、とても素敵でした。

 

農家レストラン「菜ぁ」の昼食はまさにナチュラル
農家レストラン「菜ぁ」の昼食はまさにナチュラル

 

 

労組大会・女性建築士山形大会・全快祝い

10時、酒田産業会館にて開催の東北電機鉄工労働組合第62回定期大会に出席。開会行事で和嶋未希衆議院議員に続いて来賓挨拶を述べさせて頂きました。民間会社の労働組合は、会社の経営状態をも真剣に把握しながら、会社の健全経営に提言、提案を常に意識するとともに、組合員の生活を守る闘いを続けていることに、心より敬意を申し上げたところでございます。

11時過ぎから、文翔館にて13時半開会の「日本建築士会連合会東北ブロック女性委員会山形大会」に出席のため山形へ移動開始。遅れてはいけないと思い昼食のことは、忘れることにして走りました。お陰さまで13時15分会場入りすることが出来ました。開会行事の中で来賓紹介を賜りました。「東日本大震災その後」と言うテーマにそって東北6県からの報告が各20分づつ行われましたが、女性建築士ならではの感性で震災発生から1年5カ月の取組みについて発表が行われました。途中、涙があふれるような報告も沢山あり、未だ復興の先が見えない被災者の皆様型の不安が、浮き彫りになった貴重な報告でした。

15時半、極めて多忙な日程の中、吉村美栄子山形県知事がご挨拶においで下さり、東日本大震災発生後のご自身の対応や、13000人を超える避難者を受け入れている県として、しっかりと支えていくご決意を、改めてお話し下さいました。女性建築士の皆様方にとりましては、同じ女性の立場で頑張る吉村美栄子知事のご激励に、大いに励まされたものと思います。

文翔館にて東北女性建築士山形大会に激励下さる吉村知事
文翔館にて東北女性建築士山形大会に激励下さる吉村知事

 

16時半、文翔館を出発して酒田に移動開始。残暑厳しい山形市の異様に暑い空気の中から、少しづつ秋の気配が漂い始めた山形道を走りました。

18時半、酒田市内で開催の知人の全快祝いに出席。6月3日に行われた地区運動会で担架運び競争に出た知人が、アキレスケンを切る怪我をして担架で運ばれて以来約3カ月で完治をしたお祝いでした。皆さん、お年をしっかりと自覚して、適度な運動、無理しない挑戦を心がけましょう。

人口減少社会対策特別委員会・広報委員会・お~ばん社長様

7時、自宅出発で山形に移動開始。晴天の空の下、順調に進みまして9時過ぎには到着。職員の方と若干の打合せ。

10時、人口減少社会対策特別委員会に出席。私からは、企業動向が強く影響する社会動態による人口減少、特に企業倒産や企業撤退などが及ぼす人口減少について、最近の庄内地域における電機関係企業の実態についてお尋ねをしました。担当課が出席していないためあまり議論が深まりませんでしたが、近々の情勢変化に常にアンテナを高くするためのシステムづくりも必要であると意見を述べさせて頂きました。昼食を挟んで中間まとめのための委員間討議を行いました。

14時、議会広報委員会に出席。6月定例会広報の確認、広報の充実の在り方についての意見交換など、1時間強で終了。

15時45分お約束に15分遅れて、天童市にありますスーパーお~ばん営業本部を訪問させて頂きました。酒田ふれあい商工会事務局長と会員企業の方をご紹介することになっていたものです。二戸部社長さんとは、山形県綱引連盟の会長と副会長として永年お付き合いをさせて頂いており、様々なご指導を頂戴している方でございます。

農林水産常任委員会

10時、農林水産常任委員会に出席。山形県農林水産全般にわたる質疑が行われました。副委員長を仰せつかっております私は、あまり長々質問出来ない立場なので、最後に1問だけ質問させて頂きました。農林水産物の海外輸出戦略の新たな展開は、1県単独対応の時代から、広域的戦略による対応の時代ではないか、との視点から議論させて頂きました。

13時30分、政務調査費等検討委員会に出席。15時前終了で、酒田へ移動開始。18時からアイアイ平田にて開催の旧岐阜県平田町からのお客様歓迎会に出席。懐かしい方々とゆっくり歓談することが出来ました。互いの街が合併と言う変化を経過しても、結んだ絆は強いものです。

各種会議・研修会講師

7時半、自宅を出発して山形に移動しました。途中、月山新道工事で片側交互通行に遭遇しましたが10分間待ちで、それ以外はスムーズに流れ、9時半には執務室に到着しました。会派協議会及び議会運営委員会開催で執務室待機。終了後、会派総会開催。14時、吉村知事支援議員会議に出席。

15時30分、山交ビルにて開催の山交労組研修会に出席。ご依頼のありました「山形県政の現状について」と言うテーマで、約45分間の講演を申し上げる機会を頂戴いたしました。

19時、酒田市議会、山形県議会といずれにおいても、大変お世話になりましたマスコミ関係の方が、東京本社に移動が決まり、ささやかな感謝の会でお酒を酌み交わしました。

農林水産常任委員会現地調査最終日

9時半、函館市内の㈲バイオクリエートと言う会社が行っている「がごめ昆布」を原材料にした化粧品開発について調査させて頂きました。がごめ昆布と言うのは、特産の真昆布に比べ見た目や味などから、地元では邪魔者扱いされていたものと言っても過言ではないようでした。このがごめ昆布を産学官共同による取組みとして、研究分析した結果、肌に極めて良い成分が発見された事をきっかけに、化粧品などの開発に結び付いた事例です。また、がごめ昆布は函館を中心に狭い範囲にしか生育しない珍しい昆布なのだそうです。

開発されたがごめ昆布の成分が入った化粧品
開発されたがごめ昆布の成分が入った化粧品

 

これをもちまして今回の県外現地調査は終了となりました。函館は風が出てきて、夏とは思えない涼しさでした。函館空港で手荷物預け入れ手続きをする際に、チケットを出すと山形庄内にお出かけですか、35℃以上になっているようですので、お気をつけて行ってらして下さいと言われました。生まれも育ちも庄内酒田なので大丈夫ですとお答えしました。

12時過ぎの千歳行きの皆さんを送り、間もなく12時35分函館空港発にて羽田経由、庄内空港までの帰路につきました。羽田での約2時間半の待ち時間は、遅い昼食と依頼のあった同窓会便りの原稿作成など、充実した仕事が出来ました。

 

農林水産常任委員会現地調査3日目

9時40分、北海道立総合研究機構水産研究本部栽培水産試験場(室蘭市)にて、マツカワ、ホタテ、タラバガニなどの育苗生産、中間育成技術、放流技術開発等に係る試験研究を調査させて頂きました。

 

鰈の王様マツカワの模型成長すると80cmにもなる
鰈の王様マツカワの模型成長すると80cmにもなる

 

室蘭から伊達市に向かい、昼食は伊達市内の回転寿司でマツカワを賞味させて頂きました。歯触りが何とも言えない心地よさでした。午後は、伊達市内のハウス野菜作り農家を訪ね、バイオマス燃料による暖房システムでの野菜栽培を調査させて頂きました。伊達市の独自の助成制度などを活用して、バイオ燃料の推進=森を守る施策の推進もしているとのことでした。

伊達市内の野菜栽培農家にてバイオマス燃料システム調査
伊達市内の野菜栽培農家にてバイオマス燃料システム調査