6時半、大分県杵築市のビジネスホテルで爽やかに目覚めました。シャワーを浴びて、7時半から朝食を頂きました。
9時、杵築市役所にて「観光施策について」の研修です。杵築市は風情豊かな城下町です。海から西に向けて走る通りの北側と南側が小高い丘になっている、とても珍しい坂の町なのです。江戸時代は丘の上には武士階級が住み、通りに町人が住んでいたとのこと。町人町は統一感ある白壁と銀瓦でまちづくりを進め、武士が住んでいた丘の上には昔ながらの武家屋敷を維持保存する取り組みによって、観光客を呼び込んでいる。しかし、現在の所市内に宿泊施設が十分ではなく、結局、別府温泉や湯布院温泉に流れるのが悩みだと言うこと。酒田市も同様の悩みを持つわけですが、温泉地に負けない「もてなし」を産み出す努力を、行政・民間上げて取組んでいました。
12時過ぎまで、歩いて街をご案内頂きました。本当に素敵な町並みでした。以前に萩の町並みに感激したことがありますが、杵築の町並みがさらに上をいっていると思いました。昼食は市民の皆様が考案したと言う天丼を頂きました。13時半、杵築駅から別府温泉に向け電車で移動。