9時30分、酒田港定期船とびしまに乗船し、去る4月3日発生の爆弾低気圧による被害を受けた飛島港の現地調査に向かいました。幸い風もなく本当に穏やかな天候に恵まれて、船酔いもすることなく1時間15分で飛島勝浦港に到着。まずはご同行頂きました県庄内支庁産業経済部水産課の職員の方から、県飛島漁港現場事務所にて概要説明を承りました。その後、早速小型船にて被災現場を回らせて頂きました。
「百聞は一見に如かず」のとおり、現地調査をして改めて4月3日の爆弾低気圧の猛威を痛感させられました。1000tもあるようなケーソンを転倒させる風と波の脅威は想像すらできません。しかし、昨年3・11の津波による被害の凄まじさも、今回の飛島港の被害現場に立つて初めて実感出来たような気がします。
今回の現地調査について、県当局と一緒に力を合わせ、政府与党に一日も早い復旧対応を働きかけていかなければなりません。中でも海水浴シーズン間近の海水浴場の復旧については、旅館経営をされている島民の方から直接、くれぐれも早急な復旧工事に着手願いたい旨のご意見を賜りました。飛島の夏を楽しみにしている多くの皆様方にご迷惑をおかけしない対応をしなければなりません。国・県・酒田市の連携をしっかりとすることが急務です。14時半、酒田港に帰港。
日東道も温海まで開通したこともあり、同日爆弾低気圧による被害を受けた米子漁港の現地の確認に向かいました。