協議会・改革委員会・綱連

7時15分、国道7号線しまむら交差点に辻立ち。天気は悪くなかったのですが、風が冷たくコートは着ているものの、体の芯まで冷えてしまいそうでした。それでも気合を入れて8時半まで頑張りました。終わって車に戻ると、70歳代と思われる男性の方から声をかけられました。民主党政権に対する本当に厳しいご批判、怒りを15分間に渡りお聞きいたしたところです。しっかりと胸に刻んで伝えることは伝え、自らできることはしっかりと取組むことを肝に銘じた朝でした。

11時、経済常任委員協議会で協議される予定のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に関する、私達の会派の考え方について全員ではありませんでしたが、若干の協議を行ないました。農業分野から見た反対の考え方には、一定の理解をするところでありますが、経済全体の見地から単純な反対表明はできないものと私は発言を申し上げました。和嶋代議士も昨日お話されたように、本日時点では極めて慎重なる議論が必要との立場を確認。

11時半、経済常任委員協議会に出席。緊急な召集のためにこのような時間設定になったようです。各委員から様々な意見が述べられました。私からは政府、民主党の立場を明らかにしながら、農業分野から見たTPPの弊害に一定の理解を示しながらも、現時点で態度を決定できる立場にない旨表明、あくまで慎重の上に慎重を重ねた議論を進めるべきとの要望を国に求めるよう、常任委員会として酒田市当局に要望書を提出する方向ではないかと申し上げました。委員長及び事務局にて原案作成の上、今週中にさらに緊急の協議会開催を決めて終了。

13時、議会改革特命委員会に出席。議員倫理条例に関する法務担当意見に対する処理について議論が進められました。2時間の意見交換でほぼ終了し、次回はパブリックコメントに対する協議となります。

16時前帰宅、事務所にてスタッフと打合せ及び事務処理を済ませ、暗くなってしまいましたが、お客さん宅を訪問し打合せをさせて頂きました。

19時、B&G体育館にて開催の庄内綱引連盟理事会に出席。今月21日開催予定の第19回庄内オープン綱引大会の出場チームの取りまとめ、運営について協議。男子チームは17チーム出場あり、遠くは金沢からも着てくださるとのこと、本当に嬉しい限りです。

国政・市政報告会にお邪魔

17時半、勤労者福祉センターにて開催の和嶋未希衆議院議員国政報告並びに毛屋実酒田市議会議員市政報告会に、出席のご機会を頂きました。お二方のご支援団体の皆様方には、温かくお迎え頂きましたこと、心より御礼を申し上げる次第でございます。

和嶋未希衆議院議員からは、30分強の国政報告がありました。ご自身が先の内閣改造、民主党人事改造の中で、農政担当幹事長補佐の役職についたと報告されました。1年生議員でしかも先の代表選で小沢氏支持の立場だったことからすると、まさに和嶋衆議院議員の農政に関する実力が、民主党内でも認める所であることは誠に嬉しいことであると同時に、私達山形県連第3区総支部の誇りであります。そんな立場で、現在来年度予算編成に向けた陳情・要望が農政関係だけで週に200本も処理しなければならない状況が続いているのだそうです。こうした状況に対して、陳情・要望によって政策推進が図られてきた前政権の流れを、民主党政権の基本である「地域主権改革法」を一刻も早く成立させ、国、県、市町村がそれぞれ役割分担をしっかり確立することで、陳情・要望政治に終止符を打たなければならないことを、お話になられました。誠に最もだと思います。また、ここに来て一気に国会論争の中心になっている「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」に関する現時点での和嶋代議士のお考えをお聞きすることができました。日本農業の構造改革道半ばの現状では、今月我が国で開催されるARECでの参加表明は、余りに拙速過ぎるし、国民の合意形成にもっともっと議論が必要とのご見解を示されました。

毛屋実酒田市議会議員からは、去る9月定例議会における議決事項などについてのご報告がありました。特に酒田市議会において過去に経験したことがない、人事案件不同意に関する経過について説明があり、ご参加の皆様方も関心を持って意見交換も行なわれました。また、12月定例議会に提案予定の「議会基本条例と議員倫理条例」について資料に基づくお話しがありました。

私にまでご挨拶のご機会を賜わりまして、日頃のご指導と向かいます統一地方選への決意を述べさせて頂きました。山形県からいよいよ地域主権の実践を進めるために、その任を賜わりますことをお願い申し上げた次第であります。

和嶋代議士、毛屋市議の報告会にお邪魔させて頂きました
和嶋代議士、毛屋市議の報告会にお邪魔させて頂きました

情報管理の大切さ

インターネットYouTubeに流れた尖閣諸島における中国漁船と海上保安庁との衝突に関するビデオ、「本物なのか」「一体誰が」「政府の対応は」「中国の反応は」と、国を揺るがすほどの大きな出来事が起きてしまいました。なぜこの時期に、誰が何を目的にこのような情報を垂れ流したのか、信じられない気持ちです。

同時にインターネット社会では、起こりうる情報漏えいなのだと言うことを、目の当たりにして、背筋に寒気が走る思いになったのは私だけではないと思います。真相が見えない現状での憶測は控えなければならないことは、言うまでもないことだと思います。しかし、国の外交や防衛に関わるこのような情報が、発信元を特定できないままに発信されることの恐ろしさ、時の政府を転覆しうるほどの事件に発展しかねない。私たちが生きている現代は、ある意味「情報管理」の隙間によって国の状況が一変するようなことが、起き得る社会なのだと教える事案としては、余りにも危険な事案ではないかと感じています。とにかくあらゆる手段をもって、真相の解明を急ぐことを政府に期待するしかないと思います。

山形へ・新田会長出版記念会

7時半、国道7号線南ジャスコ交差点に辻立ち。コートを着ていても寒いくらいの気候になってきました。朝の慌ただしい交差点に民主党の幟は通勤の妨げかもしれないと思いながらではありますが、おはようございます、行ってらっしゃいと声を出しながら、1時間の辻立ちはあっという間です。

8時半、今日は今から山形市に向けて移動です。吉村みえこ酒田飽海後援会の関係で梅津幹事長、大場青年部長と事務局長の私の3人です。コンビニからおにぎり二つ買って、車の中で朝食でした。

11時前、吉村みえこ後援会事務所に到着。山口さんと事務の鈴木さんに迎えて頂きました。酒田飽海後援会の運営方法、新年の行事等について打合せをさせて頂きました。その後、県庁秘書広報課にお邪魔させて頂きまして、日程調整等でいつもお騒がせ申し上げておりますこと、お詫びとご挨拶させて頂きました。

昼食は、梅津幹事長たってのご希望により「元祖有頂天ラーメンのゲソ天辛味噌ラーメン」を食べることになりました。山形での昼食としては、私の定番となっているものです。

大きなゲソ天が名物の元祖有頂天ラーメン
大きなゲソ天が名物の元祖有頂天ラーメン

昼食後、民主党県連事務所に立ち寄り用事を済ませ、13時過ぎに帰路につきました。お腹も満腹で車の適度な揺れが睡魔を誘うのですが、梅津幹事長の世界経済と日本の今後についての気合の入ったお話に寝る間はありませんでした。

18時半、ガーデンパレスみずほにて開催の「平田牧場三元豚の奇跡出版記念及び新田嘉一会長喜寿祝賀会に出席。400名近い、各界各層のお歴々の皆様方がご参集され、新田会長の大きな功績とその半生、そして今後益々のご活躍に祝杯を挙げた喜びに満ちた夜でした。

喜寿を迎えられ益々お元気にご活躍の新田平牧グループ会長「平田牧場三元豚の奇跡」出版記念祝賀会でご挨拶
喜寿を迎えられ益々お元気にご活躍の新田平牧グループ会長「平田牧場三元豚の奇跡」出版記念祝賀会でご挨拶

議会改革委員会・民主党県連会議

10時、議会改革特命委員会に出席。議会基本条例の最終調整段階の議論に入りました。パブリックコメントも締め切られまして、寄せられたごい件については近々に検討を行なうことになります。今日は、法務担当からの意見についての詰めの議論にかなり時間がかかり、終了は14時半でした。

16時半から山形市の民主党県連事務所にて開催の会議出席のため山形道にて月山越えをしました。途中、とても綺麗な紅葉に癒されながら先を急ぎました。

間もなく冬を迎える深山の美しい紅葉
間もなく冬を迎える深山の美しい紅葉

16時45分、15分遅刻で山形市十日町の民主党県連事務所に到着。既に会議はスタートしていました。梅津副会長、小野政調会長を中心に「陳情・要望への対応のあり方」について検討されました。随時受付を行なう「陳情・要望」について、県連として委員会を設置する中でしっかりとした対応をすることが確認されました。当面本日から毎週1回対応委員会が開催されることが決まりました。また、昨年政権交代以降開始された、政策推進会議は、11月13日(土)ビッグウイングにて開催が決定致しました。19時前終了で帰路につきました。山形道経由は雪や凍結は大丈夫か心配でしたが、酒田から入れ替わりに到着した和嶋未希衆院議員の高橋秘書の話では大丈夫と言うことだったので、それを信じて高速道で帰宅することにしました。幸い路面が濡れている程度でしたが、今後はタイヤをスタッドレスに変えないと、いつ危険と遭遇するかわからないと思いました。21時帰宅、遅い夕食となりました。

文化祭・日本の芸能を楽しむ会

9時、ひらたタウンセンターシアターOZにて開催の第43回ひらた文化祭開幕式典並びにステージ発表会に出席。富樫勇一実行委員長のご挨拶から12団体のステージ発表と続きました。会場満席の盛況の中で、保育園児、小学生、中学生、そして市民の皆様方の文化薫る発表に感動の連続でした。

伝統ある第43回ひらた文化祭開幕宣言の富樫勇一実行委員長
伝統ある第43回ひらた文化祭開幕宣言の富樫勇一実行委員長
楢橋保育園児元気に見事な太鼓演奏披露
楢橋保育園児元気に見事な太鼓演奏披露
田沢小児童先生皆が一つになって笑顔の合唱
田沢小児童先生皆が一つになって笑顔の合唱
さすが飛鳥中3年生究極のハーモニーで会場魅了
さすが飛鳥中3年生究極のハーモニーで会場魅了
南平田小4年生息ぴったりリコーダー演奏
南平田小4年生息ぴったりリコーダー演奏

12時過ぎ、東京から到着した芸人の方々をお迎えしご挨拶。12時半午前中の部終了となり、午後からの日本の芸能を楽しむ会のステージ準備。

13時45分、開演前に「日本の芸能を楽しむ会設立総会」で経過説明を申し上げ、会場の皆様方から大きな拍手を頂き無事発会の運びとなりました。目的であります平田出身の故玉川福太郎師匠の遺志を継いで、日本の伝統話芸を次代につなぐ役割を果たして生きたいと改めて心に刻んだところです。14時開演。

浪曲師玉川ぶん福、曲師玉川みねこ(故福太郎師匠妻)
浪曲師玉川ぶん福、曲師玉川みねこ(故福太郎師匠妻)
落語家鈴々舎馬桜師匠名調子
落語家鈴々舎馬桜師匠名調子
うなるカリスマ国本武春+曲師沢村豊子忠臣蔵の一節
うなるカリスマ国本武春+曲師沢村豊子忠臣蔵の一節
中入りを挟んで2時間強の公演、会場大入りとは行きませんでしたが、150名以上の観客の皆様、一様に満足頂けたと思います。来年は何としても大入りを目指して頑張ります。その後は出演者の皆様を交えての慰労会となりました。皆様本当にありがとうございました。

国保運協庄内研修会

10時半、三川町中央公民館にて開催の庄内地区国民健康保険運営協議会連絡会委員研修会に出席。庄内2市3町の委員及び担当職員が一同に会して、1年に1度の研修会ですが、今日は午前中山形県国保運営協議会金子専門員の「医療費分析に関する一つの考察」と題したご講演、昼食を挟んで午後は、各市町の現状報告と情報交換、そして、元山口県柳井市長で現在国民健康保険中央会顧問河内山哲朗氏の「医療制度改革の動向と今後の市町村国保の行方」と題したご講演を拝聴いたしました。河内山先生は、本日山口県からわざわざお出で下さったもので、羽田から庄内空港に向かっている時間帯には、庄内で雷と豪雨に見舞われながらも、何とか無事に到着頂いたものです。印象的なお話しは、お医者さんが余りにも細分化、専門化されたなかで、超高齢化社会の医療を担う「総合的医師の育成が急務である」と言うお考え。あるいは「今後の国保運営においては、収納は市町村が担当、財政単位は広域化(県単位程度)すべき」とのご認識でした。まだまだ国民健康保険行政では素人に近い私でも、何となく理解できるお考えをお示し頂いたと思います。そして、高齢者の方々が元気を失う原因については、①所得の喪失(年金など) ②関係性の喪失(退職後の人間関係) ③役割の喪失(様々な役職・地域・家庭での役割を奪わない) ④健康の喪失(まさに病気にならないこと) の4点を挙げての極めてわかりやすいお話で締めくくって下さいました。今後の医療制度、高齢者福祉制度、国民健康保険制度のあり方についての示唆に富んだ本当に貴重な研修をさせて頂きました。

国民健康保険中央会顧問河内山哲朗氏ご講演
国民健康保険中央会顧問河内山哲朗氏ご講演