総合支所あり方検討特別委員会視察研修

昨日の出来事が頭の中を駆け巡る、眠れない夜が明けました。出来るだけ冷静でいなければなりません。

9時15分、市役所から石巻市に向けて出発。総合支所あり方検討特別委員会視察研修です。山形道から東北道、仙台南から新しい高速道にて石巻までおおよそ3時間でした。

14時、石巻市役所到着。まず驚いたのは、庁舎が以前駅前のデパートだったものを改造したとのことでした。デパートのオーナーが、新築10年強で撤退する時、2億円の現金を合わせて寄付されたのだということでした。広いフロアに大勢の職員が見渡せる、市民の方々にとっては入りやすい市役所のようでした。

つい最近までデパートだった建物に引越しした石巻市役所
つい最近までデパートだった建物に引越しした石巻市役所

石巻市は、平成17年4月1日に1市6町が合併し、人口16万7千人の新たな石巻市になったものです。今回の総合支所あり方検討特別委員会の視察内容は以下の通りです。

1、総合支所の独自の権限について  2、住民要望に応える支所独自の予算内容について  3、住民要望を受止める体勢について  4、合併4年経過後の住民の総合支所に対して、どのような期待・要望があるのか  5、中山間地の活性化対策と進め方について でありました。

1時間ほどの説明の後、1時間以上にわたる活発な質疑が行なわれました。それぞれの自治体において、同じことを進めるについても、本当に色々な知恵があるものだと改めて教えられました。今後の酒田市の総合支所のあり方について検討する極めて貴重な研修をさせて頂きました。