農林水産常任委員会現地調査最終日

9時半、函館市内の㈲バイオクリエートと言う会社が行っている「がごめ昆布」を原材料にした化粧品開発について調査させて頂きました。がごめ昆布と言うのは、特産の真昆布に比べ見た目や味などから、地元では邪魔者扱いされていたものと言っても過言ではないようでした。このがごめ昆布を産学官共同による取組みとして、研究分析した結果、肌に極めて良い成分が発見された事をきっかけに、化粧品などの開発に結び付いた事例です。また、がごめ昆布は函館を中心に狭い範囲にしか生育しない珍しい昆布なのだそうです。

開発されたがごめ昆布の成分が入った化粧品
開発されたがごめ昆布の成分が入った化粧品

 

これをもちまして今回の県外現地調査は終了となりました。函館は風が出てきて、夏とは思えない涼しさでした。函館空港で手荷物預け入れ手続きをする際に、チケットを出すと山形庄内にお出かけですか、35℃以上になっているようですので、お気をつけて行ってらして下さいと言われました。生まれも育ちも庄内酒田なので大丈夫ですとお答えしました。

12時過ぎの千歳行きの皆さんを送り、間もなく12時35分函館空港発にて羽田経由、庄内空港までの帰路につきました。羽田での約2時間半の待ち時間は、遅い昼食と依頼のあった同窓会便りの原稿作成など、充実した仕事が出来ました。