10時、経済常任委員会に出席。付託議案は1件でした。松山南部地区ミニライスセンターの財産移管に関する条例改正について審議。一つの質疑もないままの採決は、余り好ましくないと思い、質疑に立たせて頂きました。旧松山町時代の苦肉の策で、町が事業主体となって整備した農業施設ですが、実際は珍しいケースです。こうした行政所有の施設は他にないのか。建設から14年経過しているが、設備の補修などはどうか。農協に移管後は主に飼料用米の保管に利用するとあるが、乾燥調整設備の利用はしないのかなどについて伺いました。どんな施設であろうとも補助金が入っているということは、税金を投入した訳でありますから、最大限の利用促進することが求められることは言うまでもないところだと思います。
委員会から協議会に変り、報告事項などの協議となりました。ここでは今年度産米の作柄について質問をさせて頂きました。答弁によると通年より3℃近くも平均気温が高かった7月8月の気候で、肌白と呼ばれる品質低下があり、1等米比率は例年に比べ相当下がるであろうとのことです。モデル事業として今年度開始した農業者個別所得補償事業が、対象になるような状況なのか、政策の効果に繋がるのか民主党農政も問われる今年の米生産状況です。