4時半過ぎ、中々寝付けずカーテンを明け外を見ると、強い雨で飛鳥沼の水位が、見る見る間に上昇、災害にならなければと祈りながらベットへ。
8時、目が覚め慌てて支度し、朝食。こういう時に限って、電話が続いてなったり、お客さんが来たりなのです。慌てて自宅を出発したのは9時20分過ぎでした。
10時、本会議に出席。決算を始めとする提案された議案について、各委員会報告、採決が行なわれました。全議案原案可決となりました。その後、議第83号酒田市立学校設置条例の一部改正について(一中・五中の統合後の校名改正)提案され、市長の提案理由の説明後、20分間の休憩の間に平政会の堀豊明議員と発言順番の抽選。13時再開後、私が先きに発言することになりました。
13時、本会議再開、市民の会を代表して総括質疑を行ないました。先の6月定例議会一般質問でも同様の質問を申し上げておりましたが、統合準備委員会が出した「光ヶ丘中学校」と言う、統合後の校名案を教育委員会で認めず、「第一中学校」とすることへの議論経過や導き出されるまでの不透明な部分について質しました。私の詰めの甘さもあるのかもしれませんが、答弁も歯切れが悪く、到底納得できるものではありませんでした。その後、総務常任委員会の審議、議会運営委員会を経て、本会議で採決に付されました。この種の議案については、全会一致が原則とされる酒田市議会の慣習があり、真意は反対でしたが、退席と言う議決権を放棄する対応になってしまいました。選挙でご付託を頂戴致しました市民の皆様方には、大変申し訳ない気持ちで一杯です。私の7年半近い議員生活の中で、退席と言う対応は初めてでございました。
続いて、任期満了に伴う教育委員選任に関する人事案が上程され、市長の提案理由説明の後、20分間休憩が入り、再開し市民の会堀孝治会長が質疑に立ちました。酒田市議会では、人事案件は提案前に議会側と十分話し合いをした上で、全会一致で可決が歴史的なルールになっているのですが、質疑に立つこと自体、酒田市議会の歴史にはなかったことだそうです。そして、質疑終了後、採決となり2人退席。結果は、12対15で否決と言う前代未聞の結果となりました。私はもちろん反対の立場をとりました。今日は色んな意味で、歴史的変化の一日となった気がします。
本会議再開前、控え室では民主党代表選挙の中継に釘付けでした。結果は菅直人氏の圧勝と言ってもいいものでしたが、菅さんの勝利の挨拶の中で「選挙が終わればノーサイド」と言う言葉に、新たなスタートを切る民主党に大きな期待と、私たち地方議員の責任を肝に銘じた瞬間でした。』