農林水産常任委員会現地調査3日目

9時、東根市の日東ベスト㈱神町工場をお訪ねし「学校給食向けを中心とした米粉100%の食品製造に取組む状況について現地調査をさせて頂きました。日東ベスト㈱は県内はもとより、全国的にも業務用食品加工分野において大変大きなシェアを持つ大企業です。元々は果物加工からスタートした会社で、果物栽培が盛んな寒河江に本社を移転させたとの歴史をお聞きしました。こうした歴史ある会社が、山形県の基幹産業であります米を原料とする米粉製品の開発にご尽力下さることは、本当にありがたいことでございます。試食させて頂きました、給食用デザートのお菓子は、子供たちが本当に喜ぶ顔が見えるようでした。

10時20分、天童市㈱全農ライフサポート山形を訪問、「中国輸出向けの精米工場指定に向けた取組み(平成23年6月、農林水産省よりトラップ調査の実施事業者に選定)の現状について調査させて頂きました。昨年完成したばかりの真新しい精米工場は、まさに現代技術の最高水準にある施設だと実感しました。衛生面、品質確保、安全性など非の打ちどころがないものと確信いたしました。しかし、中国政府の考え方が、いまひとつ見えてこないところは、歯がゆさもあるわけですが、県としても政府と一体的に働きかけを進める中で、指定工場選定に向けてさらに努力することが重要と感じました。12時、県議会議事堂に到着し、2泊3日の農林水産常任委員会県内現地調査活動が終了となりました。午後は、執務室にて事務整理などを行い17時退室とさせて頂きました。

夕方からは、民主党本部関係者との会議に出席。本日も山形泊となりました。さすがの私も5月24日自宅を出発以来、海外も含め9泊目の疲れがピークに達しているようです。

農林水産常任委員会県内現地調査2日目

宿泊地「フォレストいいで」は中津川湖畔で飯豊連峰を仰ぐ素晴らしいロケーションに恵まれたところでした。早朝4時半に起床をして、隣接するパークゴルフ場にて18ホールのパークゴルフを初体験させて頂きました。より本格的ゴルフに近いプレイスタイルと言うこともあり、最近グランドゴルフと共に人気急上昇のスポーツのようです。美味しい空気とさわやかな山間地の日差しをたくさん頂きました。

フォレストいいでから仰ぐ中津川湖畔と飯豊連峰
フォレストいいでから仰ぐ中津川湖畔と飯豊連峰

 

9時、本日最初の現地調査は、飯豊町にあります中津川バイオマス㈱にて「豊富な森林資源を活用した木質ペレット等の製造・販売事業」について現地調査させて頂きました。森林保全の役割も果たす、間伐や一定年数のブナの間引き作業から自社で行っているため、価格面での対応がかなり厳しいとの状況をお聞きしました。

木質ペレット製造機械について説明をお聞きしました
木質ペレット製造機械について説明をお聞きしました

 

13時、朝日町あけび生産組合を訪ね「気象条件に対応した先進的な栽培技術、全国への販路拡大推進事業」について現地調査を致しました。あけびの生産量山形県が日本一と言うことです。

あけび栽培ハウスにて栽培技術など説明を受ける
あけび栽培ハウスにて栽培技術など説明を受ける

 

14時半、寒河江市にある山形県農業総合研究センター園芸試験場が取組む「サクランボの高品質安定生産技術、鮮度保持技術等の研究」等について説明を頂きました。

鮮度保持技術研究の成果として輸送時品質確保のためのパック考案
鮮度保持研究の成果、輸送時品質確保のためのパック考案

 

16時、寒河江市で最高品質の「つや姫づくり」に取組む「つや姫ヒヴィラージュ」を現地調査させて頂きました。「つや姫」の水田団地化プロジェクト(平成24年度から15ヘクタールの水田を団地化した)に取組む土屋代表の、意欲満々の考えをお聞き致すことができました。

つや姫生産日本一を目指すつや姫ヴィラージュ土屋代表
つや姫生産日本一を目指すつや姫ヴィラージュ土屋代表

 

寒河江市つや姫ヴィラージュ団地化圃場現地視察
寒河江市つや姫ヴィラージュ団地化圃場現地視察

帰国・農林水産委員会県内現地調査

6時前、ほぼ予定通り早朝の羽田に無事到着しました。荷物を受け取り、入国審査を通り、まずは元気に帰国となりました。私は、ここで仲間3人とお別れをして、スーツケースを宅配に預けモノレールにて急ぎ東京駅に移動です。余裕を持って東京駅に到着し、ホームに立っていると反対側のホームに酒田市議会平政会の皆さんがいるではないですか、思わず大きく手を振ってしまいました。

8時8分東京駅発山形新幹線に乗車、ホームの売店で買った幕の内弁当が、むしょうに懐かしい味がしましたとは、少し気取りすぎでしょうか? その後は、米沢駅到着アナウンスまでぐっすり寝入っていたようです。10時半赤湯駅到着で、タクシーを飛ばして道の駅いいでに予定通り入ることが出来ました。

11時半、県議会農林水産常任委員会県内現地調査2泊3日の日程がスタート、最初は道の駅いいでを運営する「めざみの里観光物産館」が取り組む「特産品の産地直売施設の運営状況」について関係者の説明と現地を見させて頂きました。

新潟県からもお客さんが訪れる道の駅いいで
新潟県からもお客さんが訪れる道の駅いいで

13時半、小国町役場にて「森林資源を活用した取組み」で①森林セラピー事業②木質エネルギー活用事業③民有林・国有林の連携による森林整備協定などについて説明を頂きました。

15時、小国町森林組合木質チップ工場にて、木質エネルギー活用事業に基づく木質チップ製造の状況について現地調査をさせて頂きました。

ビアライゼの旅Ⅵ

いよいよ今日は帰国の途に就くだけの日程となりました。5時過ぎに起きてシャワーを浴び、荷造りをして、ドイツ最期の食事となる朝食は、とても美味しいクロワッサンとソーセージ、スクランブルエッグ、生野菜など心おきなく頂きました。

8時過ぎホテルからお土産品の税金申告などのご案内をして下さるガイドさん「絹子 オースタンさん」の案内で、空港へ向かいました。何と絹子さんは富山の出身で、お姉さんは酒田市にある新和ガラス㈱社長夫人とのこと、本当に世界は狭いものです。

空港では、最後のお土産を品定めしたり、最後のビールで乾杯したり、11時55分フライトまで、あっという間でした。

 

フランクフルト空港出発ロビーにてビアライゼの旅完成に乾杯
フランクフルト空港出発ロビーにてビアライゼの旅完成に乾杯

 

ANAボーイング787にて約11時間後には羽田です
ANAボーイング787にて約11時間後には羽田です

 

約7年半前に結成して、月例会会費¥10,000で懇親会をした残金を積立てして、一人¥300,000に到達したところで、ドイツビアライゼ(気ままにビールを飲みながら旅をすると言う意味です)の旅を楽しむことが実現され、あっという間に無事終了となりました。詳細な感想は、改めてゆっくりとつづることにしたいと思いますが、まずは今回の旅に関わって下さった全ての皆様方に、心より深く感謝を申し上げたいと存じます。私の55年の人生において、極めて思いで深い、大切な時間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございます。さて、次の目標は、いかなる大地か、はたまた海洋か、しばし思案の夢心地・・・・・

ビアライゼの旅Ⅴ

昨晩は、ケルシュビールにフランケンワイン、ついでにフランスの赤ワインとかなりの暴飲暴食にて、頭の痛い目覚めでした。それでも気合を入れて朝食をしっかり頂きました。

8時30分ホテルスタート、現地のガイドさんのご案内でケルン大聖堂をライン川対岸から眺めた後、ケルン大聖堂をじっくりと見学させて頂きました。建築を志す者にとって学生時代に必ず教科書に出てくるケルン大聖堂を実際に見ることが出来るとは、まるで夢のようでした。

世界遺産ケルン大聖堂を食べる佐藤良明さん(^о^)
世界遺産ケルン大聖堂を食べる佐藤良明さん(^о^)

 

完成まで数百年かかったと言われるケルン大聖堂、見事な美しさです
完成まで数百年かかったと言われるケルン大聖堂、見事な美しさです

 

 

一緒に旅している故長谷部紳さんの遺影と共にケルン大聖堂のキリストにお祈りしました
一緒に旅している故長谷部紳さんの遺影と共にケルン大聖堂のキリストにお祈りしました

 

続いてケルン大聖堂を後にし、73㎞、約1時間でアーヘン市に向かいました。アーヘン市にも世界遺産アーヘン大聖堂があります。そして、合わせて宝物館の見学をさせて頂きました。見学終了後昼食は、グヤーシュなる料理を頂きました。

 

 

世界遺産アーヘン大聖堂、今日は降臨祭のミサが行われています
世界遺産アーヘン大聖堂、今日は降臨祭のミサが行われています

 

内部は見事なステンドグラスに心奪われるようでした
内部は見事なステンドグラスに心奪われるようでした

 

広場にある「金は天下の回りもの」と言うモニュメント
広場にある「金は天下の回りもの」と言うモニュメント

 

マカロニと牛肉パスタのようなグヤーシュとても美味しい!しかし量がすごいので食べきれず
マカロニと牛肉パスタのようなグヤーシュとても美味しい!しかし量がすごいので食べきれず

 

本日の昼食も満腹満腹で、車窓の景色は夢の中でした。午後はいよいよ最終宿泊地フランクフルトに向かいました。260㎞、約3時間のバス移動です。到着後はレーマー広場など市内見学をして、ホテルへ入りました。

 

フランクフルト郊外の工場地帯
フランクフルト郊外の工場地帯

 

フランクフルト市内レーマー広場から聖パウロ教会が見えます
フランクフルトレーマー広場から聖パウロ教会が見えます

 

ビアライゼの旅Ⅳ

8時30分、ビアライゼ4日目の朝は少しゆっくり目のスタート、ローテンブルクから67㎞、約1時間でヴュルツブルクへ。世界遺産司教館、旧市街、マリエンベルク要塞などを見学して、昼食はローストポークを楽しみました。もちろんビールは地元産です。

ヴュルツブルク市の世界遺産司教館にて
ヴュルツブルク市の世界遺産司教館にて

 

ヴュルツブルク市庁舎広場の彫刻になりきって
ヴュルツブルク市庁舎広場の彫刻になりきって

 

ヴュルツブルク市内にてANAハローツアー全メンバーと現地ガイドさん(右端)
ヴュルツブルク市内にてANAハローツアー全メンバーと現地ガイドさん(右端)

 

 

ヴュルツベルク市内を見下ろす丘に建つマリエンベルク要塞
ヴュルツベルク市内を見下ろす丘に建つマリエンベルク要塞

 

午後は、ケルン市に向けて311km、約3時間30分のバスの旅。美しいドイツの大草原も夢の中でした。夕方16時頃到着し市内観光を少し、夕食はホテル内のレストランで地元のケルシュビールとフランケンワインを頂きまきながら楽しみました。

 

 

ホテルから見えるケルン大聖堂です
ホテルから見えるケルン大聖堂です

 

夕食前のケルン市内散策の途中、朝飯前ならぬ夕食前ビールでご機嫌
夕食前のケルン市内散策の途中、朝飯前ならぬ夕食前ビールでご機嫌

 

 

ビアライゼの旅Ⅲ

夜明け前3時頃に目が覚めてトイレに行ったついでに、スマホの充電状況を確認したらOKだったので、何気なくコンセント形状変更アダプターにそのまま電気シェーバーを差し込んで充電しようとした瞬間、事件発生! な、な、なんとシェーバーから火花が飛び部屋の電気がショートして真っ暗闇になってしまったのです。まぁ、冷静になれば変圧器を通していないことに気づくはずが、この大失態でした。

何はともあれ、フロントに言って事情を説明しようとしましたが、私の片言の英語では中々理解してもらえず、一緒に部屋まで来てもらいました。そこで、身振り手振りを交えて説明したら、ようやく理解してくれました。しかし、この時間は修理する人間は寝ているので、朝8時以降に修理するとのこと「Oh、No、ウィアー スタート ジス ホテル 7オクロック」と言いながら手を広げたら、フロントマンが「アイム ソーリー アイム ソーリー」と何度も手を合わせてくれました。悪いのは私なのですが、言葉はよく分からなくても、心は通じ合えるものだと感激しました。ドアを開けて廊下の明かりを頼りに荷造りをした次第です。

今日はまずミュンヘンから127km、約2時間ロマンチック街道を走りシュバンガウへ向かいました。世界遺産ノイシュバンシュタイン城見学です。昼食はガイドさんお奨めのマウルタッシェン(餃子のクリーム煮みたいなもの)を堪能。

シュバンガウにある世界遺産ノイシュバンシュタイン城
シュバンガウにある世界遺産ノイシュバンシュタイン城

 

世界遺産ノイシュバンシュタイン城をバックにチーズ
世界遺産ノイシュバンシュタイン城をバックにチーズ

 

ガイドの斎藤さんが大好きだと言うマウルタッシェン、美味(^о^)
ガイドの斎藤さんが大好きだと言うマウルタッシェン、美味(^о^)

 

お腹もいっぱいのところで、次の目的地ローテンブルクへ272km、ロマンチック街道を堪能。途中、界遺産ビィースの巡礼教会とネルトリンゲンに立ち寄り見学。

 

内部の天井には数百年前の色彩、絵がそのままの姿で迎えてくれます
世界遺産ヴィースの巡礼教会天井には数百年前の色彩、絵がそのままの姿で迎えてくれます

 

隕石が落ちた巨大なくぼ地の街ネルトリンゲンは赤い屋根が美しい田舎町
隕石が落ちた巨大なくぼ地の街ネルトリンゲンは赤い屋根が美しい田舎町

 

18時前、宿泊地ローテンブルクのホテルに到着。ドイツに来てから微妙に体内時計が狂っている理由の一つに、中々暗くならない夜があります。21時を過ぎても暗くなりません。今日の夕食は、各自と言う設定ですが、私たちのANAハローツアーはガイドさんを入れて11人の少人数なので、皆で夕食を楽しむことにして20時にローテンブルク市庁舎前広場に集合です。ちょうど20時にからくり時計が鳴り始めました。左の窓が開いて歴史上の市長がジョッキのビールを飲み干すからくり人形は、ドイツらしいユーモアでした。

毎晩20時になると左側の窓際で3ℓのビールを飲み干してローテンブルクを救った市長が出てくるからくり時計が笑いを誘う
毎晩20時に左側の窓際で3ℓのビールを飲み干してローテンブルクを救った歴史上の市長が出てきて、ジョッキを一気に飲み干すからくり時計が笑いを誘う

 

ローテンブルク名物肉の串刺し、一人1本軽くOKと思いきや2人でも大変な量です
ローテンブルク名物肉の串刺し、一人1本軽くOKと思いきや2人でも大変な量です

 

ハム・サラミなどの盛り合わせもビッグサイズ
ハム・サラミなどの盛り合わせもビッグサイズ

 

ドイツは豚肉、ソーセージ中心ですが牛肉料理も絶品です
ドイツは豚肉、ソーセージ中心ですが牛肉料理も絶品です

 

ビールもワインもいとおいし、満腹、満足で膨れるはお腹ばかりなり、おやすみなさい。