政務調査活動2日目

8時過ぎホテル出発で九州電力八丁原地熱発電所に向かいました。約2時間ほど走って到着。当八丁原地熱発電所は、日本最大110,000㎾の能力を持つ地熱発電所だと言うことです。この発電量は石油による火力発電に置き換えると、一年間でドラム缶100万本を使用する量になるとのことです。地球がボイラーの再生可能エネルギーとしては、有力なエネルギー源です。しかし、熱源となる地熱貯留層を掘り当てることは、莫大な投資が必要であることが大きな課題だと説明がありました。

九州電力八丁原地熱発電所視察研修
九州電力八丁原地熱発電所視察研修

 

後ろは地熱発電に必要な熱採取後の水蒸気です
後ろは地熱発電に必要な熱採取後の水蒸気です

 

お昼前、次の視察地福岡市へ移動開始、途中ドライインで昼食休憩、従業員の皆さんが仮装した面白いお店でした。

従業員が皆んな狸の面白いドライブインで昼食
従業員が皆んな狸の面白いドライブインで昼食

 

本日2か所目の視察地は、福岡市博多駅JR九州本社を視察させて頂きました。九州新幹線開業後の九州における観光動向についてお聞きし、震災後の東北、山形県の観光振興の方向性を考える研修させて頂きました。

福岡市博多駅JR九州本社を視察
福岡市博多駅JR九州本社を視察

政務調査活動

8時55分、県政クラブ政務調査活動で庄内空港から羽田空港へ移動。目的地大分空港行きへの乗り継ぎまで少し時間があるので、空港内でパソコン打ちを始めました。

12時45分、羽田空港から大分空港へ移動、14時25分大分空港着。最初の視察先であります(社)別府市観光協会にて、震災後の別府市観光振興と修学旅行を含む東北、山形県観光の現状と今後について、研修をさせて頂きました。海外旅行者の状況については、震災前までには至らないものの相当数回復傾向にあるとのことでした。観光協会、行政、地域上げての取り組みには頭が下がる思いでした。

 

(社)別府市観光協会視察
(社)別府市観光協会視察

 

南平田小入学式・鶴岡養護学校入学式・歓送迎会

10時、酒田市立南平田小学校入学式に出席。56名の1年生がきらきらと瞳を輝かせ、元気いっぱい担任の先生の呼び上げに「はい」と返事をしてくれました。月並みですがこの子たちの健やかな成長を願ってやみません。

酒田市立南平田小学校入学式
酒田市立南平田小学校入学式

 

13時、山形県立鶴岡高等養護学校入学式に出席。新庄最上、庄内地区から20名の子供たちが、元気に笑顔で入学されました。これから親元を離れて寄宿舎生活が始まりますが、仲間たちと一緒に楽しい学園生活を送ってくれるものと確信します。夢に向かって急がず、あせらず、ゆっくりと進んで下さい。

18時、アイアイひらた温泉にて、昨日に引き続き違う メンバーでの、酒田市平田総合支所長を最後に定年退職された斎藤啓一氏に感謝する会に出席。加藤元平田町長も参加下さいました。斎藤啓一氏には本当に長い間、旧平田町そして合併後の酒田市発展に特段のご尽力賜りましたこと、改めまして心より敬意と感謝を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。

酒田広陵高校開校式・歓送迎会

10時、酒田広陵高等学校(酒田工・酒田商・酒田北・酒田中央が統合)開校式に出席。当初予定になかった県議会議員出席について、私の余計な電話1本でとんでもないご迷惑を、お掛けしてしまったようで大変恐縮いたしての出席でした。会場になった酒田中央高校体育館は、2年3年生と教職員の皆様でびっしりでした。明日の入学式で400名を超える新入生を迎えると、1200名を超える東北・北海道の公立高校最大のマンモス校だと言うことです。まずは、事故などない元気あふれる素敵な学校に育てて下さることを、心より願っております。

酒田広陵高等学校開校式
酒田広陵高等学校開校式

 

18時、去る3月末をもって酒田市平田総合支所長を最後に定年を迎えられた斎藤啓一氏、その後継支所長になられた石川忠春氏、健康福祉部長になられた久松勝郎氏の歓送迎会に出席。それぞれ心機一転新たな職場でのスタートを切られたところですが、これまでのご尽力に感謝と敬意を申し上げ、今後の益々のご活躍をお願い申し上げました。

天真学園入学式・視覚障がい者総会・遊佐高入学式

10時、天真学園高等学校入学式に出席。真新しい制服に包まれ、緊張の面持ちで入場した新入生の高校3年間が、夢と希望あふれるものであることをお祈り申し上げました。

11時30分、酒田市地域福祉センターにて開催の視覚障がい者協会総会に出席、山形県議会議員として来賓挨拶を申し上げました。年々会員が減少しているとのお話、どんな組織も同じような悩みを抱えておりますが、是非組織の目的をご理解の上、会員増強がなされることことを願っております。

13時30分、山形県立遊佐高等学校入学式に出席。去る3月初旬に発表された、来年度から入学定員1クラス40人になるとの、少し残念な状況の中での入学式でしたが、入学生の皆さんは明るく元気に入場され、3年間の高校生活をスタートされました。ガンバレ地域の学校「遊佐校生」諸君!

公益大入学式・飛鳥中入学式・被害地知事視察

10時半、東北公益文科大学入学式に出席。138名の入学生が一人一人呼び上げられました。平成23年度に徹底した大学改革を断行したことを受けて、来年度こそ入学生数の改善がなされることを祈ると共に、誠に微力ではありますが、公益大のPR役を務めなければと、改めて肝に銘じたところです。

町田睿新学長が式辞の中で述べられたことで印象深くお聞き致しました点は、まずしっかりと身に付けて頂きたいこととして「独立自尊の精神」、公益学を究めていくためにはまず庄内から世界を見ること、まさに機を得たお話であると思いました。そして、世界が大きな変革の中にあることを自覚するならば、何に対しても挑んでいくことこそ若い君たちには許される、夢の実現にひたむきに向かって欲しいというお言葉でした。

平成24年度東北公益文科大学入学式
平成24年度東北公益文科大学入学式

12時40分、飛鳥中学校入学式に出席のため到着。今朝、公益大入学式出席後の吉村知事の爆弾低気圧被害現場視察の日程がFAXにて入り、平田赤ねぎ生産組合育苗ハウスを視察される連絡がありましたので、飛鳥中の子供たちには申し訳なく思いながら、13時20分中座をして現場に向かいました。

13時30分、平田赤ネギ育苗ハウス現地にて吉村美栄子県知事をお迎えしました。吉村知事の県民本位のフットワークの良さには驚かされます。

吉村美栄子山形県知事、平田赤ネギ育苗ハウス暴風被害現場視察
吉村美栄子山形県知事、平田赤ネギ育苗ハウス暴風被害現場視察

産業技術短大入学式・飛鳥老人クラブ総会・暴風被害の飛鳥神社

10時、山形県立産業技術短期大学校庄内校入学しに出席。制御機械科14名、電子情報科15名、国際経営科19名、総勢48名の入学生がそれぞれの夢・目標に向かって新たな勉強がスタートした記念すべき日であります。急がず、焦らず、一歩ずつ前に進んで欲しいと思います。

11時半、南平田コミセンにて開催の「平成24年度飛鳥老人クラブ総会」に1時間贈れて出席。総会議事終了後、まさに私を育てて下さった飛鳥地区の皆様方に、心よりの感謝と御礼のご挨拶を申し上げさせて頂きました。60名ほどの皆様方がご出席でしたが、皆さん本当にお元気で何よりでございました。

13時半、爆弾低気圧による飛鳥神社境内の被害状況を確認に出かけました。4月4日深夜からの暴風により、境内東側の国道345号線に杉の木が多数倒木して、数時間全面通行止めになった経過があります。その他にも倒木したものを合せると100本近くになるとの情報でした。現場を見て、ただただ驚きました。

飛鳥神社鐘楼横の大木が無残にも真っ二つ
飛鳥神社鐘楼横の大木が無残にも真っ二つ

 

手水社脇の大木が倒れ参堂の鳥居を直撃
手水社脇の大木が倒れ参堂の鳥居を直撃

 

神社の境内の杉がばたばたと横倒しとは、見たことがありません
境内の杉ばたばたと横倒し、見たことがない光景です