17時半、勤労者福祉センターにて開催の和嶋未希衆議院議員国政報告並びに毛屋実酒田市議会議員市政報告会に、出席のご機会を頂きました。お二方のご支援団体の皆様方には、温かくお迎え頂きましたこと、心より御礼を申し上げる次第でございます。
和嶋未希衆議院議員からは、30分強の国政報告がありました。ご自身が先の内閣改造、民主党人事改造の中で、農政担当幹事長補佐の役職についたと報告されました。1年生議員でしかも先の代表選で小沢氏支持の立場だったことからすると、まさに和嶋衆議院議員の農政に関する実力が、民主党内でも認める所であることは誠に嬉しいことであると同時に、私達山形県連第3区総支部の誇りであります。そんな立場で、現在来年度予算編成に向けた陳情・要望が農政関係だけで週に200本も処理しなければならない状況が続いているのだそうです。こうした状況に対して、陳情・要望によって政策推進が図られてきた前政権の流れを、民主党政権の基本である「地域主権改革法」を一刻も早く成立させ、国、県、市町村がそれぞれ役割分担をしっかり確立することで、陳情・要望政治に終止符を打たなければならないことを、お話になられました。誠に最もだと思います。また、ここに来て一気に国会論争の中心になっている「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」に関する現時点での和嶋代議士のお考えをお聞きすることができました。日本農業の構造改革道半ばの現状では、今月我が国で開催されるARECでの参加表明は、余りに拙速過ぎるし、国民の合意形成にもっともっと議論が必要とのご見解を示されました。
毛屋実酒田市議会議員からは、去る9月定例議会における議決事項などについてのご報告がありました。特に酒田市議会において過去に経験したことがない、人事案件不同意に関する経過について説明があり、ご参加の皆様方も関心を持って意見交換も行なわれました。また、12月定例議会に提案予定の「議会基本条例と議員倫理条例」について資料に基づくお話しがありました。
私にまでご挨拶のご機会を賜わりまして、日頃のご指導と向かいます統一地方選への決意を述べさせて頂きました。山形県からいよいよ地域主権の実践を進めるために、その任を賜わりますことをお願い申し上げた次第であります。