決算特別委員会

10時、決算特別委員会に出席。本日は3日目の審査で歳入に関する質疑が行われました。質疑に立つ委員が余りにも少ないので、本来最後のところで行なうべき総括的質疑に近い事でルール違反を覚悟しながら、歳入全般について質疑に立ちました。日本経済全体が右肩上がりの時代から、現状の経済状況を見るとき、これまでの前年踏襲型行政、あるいは予算編成の考え方を、根本から見直す時代ではないか。歳入が右肩下がりに向かっている以上、この状況の改善は人口減少社会、政権交代による国の政策転換など、まさに地域のことは地域で決めるシステムの構築こそ、今酒田市に求められていると訴えました。予想通り、委員長に「石黒委員、歳入について具体的な質疑をするように」との指摘を受けてしまいました。午後は総括的質疑に入り、3人ほどが質疑に立ち終了。決算特別委員会一般会計審査の採決が行なわれ、起立採決の結果、賛成多数で認定することに決しました。ちなみに私も認定することに賛成をさせて頂きました。

夕方、少し時間があったので畑に言ってみました。8月下旬に東京の娘たちが撒いた野菜が順調に成長していることを確認して嬉しくなったところです。

左がダイコン、中央がタイ菜、右がチンゲン菜です
左がダイコン、中央がタイ菜、右がチンゲン菜です

決算特別委員会

ホームページメンテナンスでご迷惑おかけいたしました。取り合えず試験的に再開致します。
10時、決算特別委員会に出席。昨日の審議ストップとなった資料の整合性について精査した結果、9項目にわたる記載不備が見つかり、先立って行なわれた議会運営委員会での審議を踏まえ、資料訂正の申し出を承認するところから再開しました。本日は、労働費、農林水産費、商工費、土木費、消防費、教育費、災害復旧費についての審査が行なわれました。労働費では国の緊急雇用創出事業の成果、農林水産費では離島漁業進行事業の成果と今後について、土木費では木造住宅耐震診断事業の進捗状況と課題について、教育費ではスクールカウンセリング事業における先生達の相談件数の多さから具体的内容、放課後子供プランの成果と課題などについて質疑を申し上げました。いずれの事業においても、行政内部による事業評価がまだまだ足りないことを指摘させて頂きました。
12時半、一般質問通告による発言順番の抽選会が行なわれ、私は9月17日最終日2番目となりました。質問項目は以下の通りです。

1、酒田市における民主主義の現状とその成熟すべき未来へ向かう行政、議会の姿勢と役割について

①これまでの1中・5中統合議論から見えたもの

②1中・5中統合に関する今後の議論の方向

③2中・平田中の統合議論、さらにその先の学校統合議論における教育委員会の考え方、姿勢

④教育委員会の使命と次世代に対する責任のあり方

⑤現状酒田市における多くの課題に対するこれまでの対応と説明責任のあり方

2、平成23年度予算編成に向かう阿部市長の姿勢について

①平成21年度決算から見える酒田市の課題についての認識

②市長が導こうとする酒田市の未来と行政の姿

③平成23年度予算編成に向かう基本的考え方と重点政策の位置づけ

3、次期行財政集中改革プランの目指す方向について

①現状行財政改革集中プランの達成度と課題の整理

②代の変革に対応する行政のあり方、行政刷新の必要性

17時過ぎ、帰宅すると自宅の窓から秋らしい夕空が広がっていて、思わずシャッターを切って見ました。どんなに暑い夏にも終わりがあり、実りの秋が訪れることに、何故かしら安心感を覚えてしまった夕暮れでした。
夕日がとても綺麗でした、秋の気配感じます
夕日がとても綺麗でした、秋の気配感じます

決算特別委員会

10時、決算特別委員会に出席。決算審査は一般会計と特別会計に分かれての審査となり、私は一般会計審査担当とさせて頂きました。平成21年度予算審議時点で議論させて頂いた定額給付金事業の本市への経済効果、安心生活創造事業による高齢社会の現状調査結果と今後の方向、合併前から継続する他市町村等との交流事業の成果と課題等について質疑を申し上げました。地方自治法による提出しなければならない決算資料としての成果報告書について、4年間分を比較したところ数字の入替えはされているものの、実際の成果の表記が毎年同じ表現であることが、それで良いのか、事業の必要性や目的達成度を示すべきではないのか、前年踏襲型行政は時代のニーズに応えられないなど、基本的な部分での質疑になりました。

同僚の武田恵子議員の質疑に対する答弁に何か腑に落ちないところがあり、15時の休憩を挟み当局で精査したところ、報告書に記された予算現額が当初予算の数字であることが発覚、資料の整合性に欠けることがわかりました。この時点で審議は延会となり、当局で精査をした上で明日に持ち越しとなりました。結果、予定より速く終了となりました。終日椅子に座っての会議で腰の痛みも中々取れないところだったので、幸いの少し早い帰宅でゆっくりさせて頂きました。

民主党県連フォーラム・祭の宴

7時、東北医師会の皆様方でごった返すホテルのレストランにて一人の朝食。寝返りを打つたび腰に痛みが走り、目が覚めてしまい長時間の睡眠にもかかわらず、スッキリしない頭と体でしたが、納豆朝食をしっかりと頂きました。

9時、昨日に引続き大手門パルズの会議室にて、民主党山形県連ローカルマニュフェスト作成フォーラムに出席。本日は、先頃、次期統一地方選挙山形県議会議員鶴岡選挙区民主党公認候補となった「阿部昇司県議会議員」の山形県における政策と課題についての講演を拝聴。11時半まで活発な意見交換を含めたローカルマニュフェストづくりの勉強をさせて頂きました。最後のまとめのところでは、当面、来年の統一地方選で選挙がない酒田市議会議員と梅津庸成県連副会長を中心に素案作成をするようにとの決定となり、思いもかけない重責を頂いたところです。12時前に山形を出発し、無料化になった山形道を走り、次の予定に向かいました。

無料化実験で交通量増大した山形道大型車が目立ちます
無料化実験で交通量増大した山形道大型車が目立ちます

14時、砂越地区神社の例大祭で、友人宅の宴に招待されていましたので、お邪魔させて頂きました。本日も腰の痛みを省みず、進められるままに大変美味しくビールにお酒を沢山頂戴し、16時半頃女房殿が迎えに来てくれるまで、和やかにお祭りの宴を満喫させて頂きました。当主の友人には、現在単身赴任で山形市勤務で大変な生活にもかかわらず、お招きを頂きましたこと、心から御礼申し上げます。

民主党県連フォーラム

10時半、自宅を出発して山形市に向かいました。腰の痛む体には2時間の運転姿勢は最悪です。コルセットをしているのですが、車から降りる時は、ゆっくりと腰を伸ばしてから「よっこらしょ」と掛け声をかけながら歩き出さないといけない状態。おのずと歩き方は腰をかばうスタイル、誰と会っても「どうしたのですか」が最初の挨拶になるのです。

13時、民主党山形県連自治体議員フォーラムに出席。来年予定の統一地方選挙に向けて、ローカルマニュフェスト作成を目指すものです。スケジュール等について意見交換をした後、宮城県議会議員遊佐氏の講演をお聞きしました。遊佐県議は女性の視点で民主党宮城県連ローカルマニュフェストを作成し、多くの県民・市民の皆様から評価を得ている最先端の実践者です。意見交換を含め16時半過ぎまで大いに議論を重ねました。

民主党山形県連ローカルマニュフェスト作成フォーラム
民主党山形県連ローカルマニュフェスト作成フォーラム

18時、宿泊のホテルに移動し、夕食懇親会となりました。腰痛には決して良くないとは知りつつ、進められるままにビールを頂く、どうしようもない自分に反省しきり。それでも2次会はお断りを申し上げ、21時就寝。

特命委員会・本会議・ひ孫達・綱連

朝目が覚めると、ベットから起き上がれないのではないか、と思うくらいの腰の痛みに悩まされながら、スローモーションでの身支度。靴下が自分で履けないくらい腰を曲げると激痛が走るのです。私の腰痛の原因は、10年ほど前に明らかになったのでありますが、第5腰椎剥離骨折(背中側に背骨の一部が剥離)しているのであります。そして、その状態は診察で明らかになった時から20年近く前に発生したものだと言うのです。思えば、学生時代空手部での想像を絶する練習や庄内経済連時代にラグビーに没頭した時など、原因は特定できないのですが、恐らくその頃発生したのだろうとお医者さんのお話でした。背骨と言うことで手術は危険を伴うので、進めないとの先生のお話があり、過激な運動は慎む人生をおくりなさいと言われていたものです。その時点から、大好きなゴルフも一日中立ちっぱなしの釣りもきっぱり辞めた経過があります。今回の腰痛は、余りにも暑い夏の疲れが溜まっている所に草刈で腰に負担をかけたのだと思います。

9時、議会改革特命委員会に出席。椅子に座る格好などを見て、他の議員から「どうしたの」と尋ねられる始末。「草刈で腰痛です」と情けない返答。

10時、本会議に出席。本日は各会派代表による総括質疑が行なわれました。9月議会は前年度決算の承認が大きな議案で、それぞれの視点で施策の効果など、質問が続きました。本会議終了後、他会派の議員なども含め、統合中学校校名変更条例改正案(9月14日追加提案予定)についての意見交換。

16時、帰宅すると姉が孫(お袋殿にとってはひ孫)たちをつれて遊びに来てくれていました。賑やかに夕食を頂きました。

賑やかな我が家のひ孫君たち、元気が一番です
賑やかな我が家のひ孫君たち、元気が一番です

19時、B&G体育館で開催の庄内綱引連盟理事会に出席。11月開催予定の第19回庄内オープン綱引大会について協議。東北各地から1チームでも多くの参加を即す対応などについて意見交換を行ないました。

03年6月

議員になって初の一般質問、極度の緊張の中思いをぶつける

おはようございます。一番・石黒覚です。私にとって初の定例議会におきまして、一般質問の機会を得られましたことに、まずは感謝を申し上げます。何分、生まれて初めての経験でございますので、今までにない、極度の緊張感に包まれております。また、若輩の身であり、勉強不足も否めない事実でございますのでルール違反や失言が多々あろうかと存じますが、その折には議長をはじめとする諸先輩の皆様のご指導、ご進言をいただければ幸いに存じます。

さて、去る4月に21世紀にはいりまして、最初の統一地方選挙が行われました。この度の統一地方選挙には、様々な多くの課題が課せられていたと同時に、いよいよ本当の意味での地方の時代の始まりを告げる大切な選挙であったと感じております。質問に入る前に始めての発言と言うことで、私自身の時代認識についてのべさせていただきたいと思います。
私たちの祖国日本が経験した20世紀は、明治維新が生んだ民主主義社会へと大変革をした時代、軍国主義に傾倒し2度の世界大戦を引き起こした結果、復興の旗印を掲げ激走した時代、そしてその激走が原因となり、生み出された社会の歪がピークに達し、修正を迫られる現在と、長い歴史の中で最も激しく変革をしてきた、百年であろうと思います。そして、こうした経験の中で、現在の変革ほど不透明なものはない、と勘違いされているような気がしてまりません。
それは、過去に経験した変革のように、封建社会が悪いから民主主義を作るとか、領土拡大のためには、善悪よりも侵略だとか、国が壊れたから、がむしゃらに復興するしかないのだと言うような、分かりやすい目標であったのに比べて、現在の変革は、目先の目標が定まらない中での変革だと、思い込んでしまっているからではないのでしょうか。
今、私たちを取り巻く社会に次々と発生する、多くの悪しき現象は、現状をすべて否定するものでは決してないのですが、特に戦後の日本の中で支配的であった所の、物質的、金銭的豊かさを求めるあまり、あらゆる面において合理主義による価値判断が正義とされ過ぎたことが、大きな原因だと考えざるを得ません。
だとするならば、どこを目標に社会を変革して行くのかは、明らかであるはずで。
20世紀最大の革命とも言える、デジタル化された情報通信革命により、情報が瞬時に世界を駆け巡り、地球上のあらゆる人達と会話ができる。そうした時代だからこそ、人と人が目と目を合わせ、言葉をもって会話し、理解しあうことが必要とされる時代ではないのでしょうか。
私たちの子供や孫たちが主役の21世紀は、地球上で生きるすべての生物が、共生しうる環境を取り戻し、とりわけ私たち人間は、「心の豊かさ」を求めるための社会変革に、一丸となって取り組む時代であると認識したいものです。
小さくても他に誇れる平田町に生まれた、小さな私の、大きな夢であり「心の時代を切り拓き」次の世代へ責任をもって伝える目標であると、確信するところであります。

前置きが長くなりましたことをお許しいただき、質問に入らせていただきます。通告に従い、21世紀型地方自治のあり方について3点お伺いいたします。

まず一つ目に、前段長々述べさせていただきました、現状認識の立場から、人づくりに最大の投資が必要な時代であると考えます。人づくりの原点は、何と言っても次世代を担う子供たちの育成であろうと思います。昨日も、様々な議論がなされておりましたとおり、我が町の教育に対する姿勢は、他に誇れる施策の一つであると認知いたしております。しかしながら、あらゆる面で国際化が進む現状を考えたとき、そうした社会で大いに活躍する子供たちを育てるには、私たちが育てていただいた時代とは、まったく違った対応が必要なのではないでしょうか。
特に、いまだに縦割り行政の感は否めない事実であり、子供たちの教育は、教育委員会ありきの考え方が支配的ではないでしょうか。さらに、保育園は厚生労働省管轄、小・中学校は文部科学省管轄であるように、我が町においても各段階が、バラバラではないにしても「平田の子は、こう育てる」と言う一貫したビジョンの基に、あらゆる事業にからめた太い横軸のネットワークが必要不可欠と考えるのですが、町長のご所見をお伺いいたします。

二つ目は、行政サービスの多様化と住民自治の観点から、住民自らが知恵をしぼり、汗を流す住民相互の互助による地域づくりシステムの構築が急務であると考えます。例えば、大きな投資により整備がなされた環境の維持・保全のあり方や生活支援等のNPOあるいは、ボランティア団体等の育成及び支援対策の現状と課題について、町長のご所見をお伺いいたします。

三つ目は、加速度的に変化する現代社会の中で、依然として計画ありきの考え方に固執する、旧来型行政を改め常に住民ニーズを的確に把握するシステムの構築が急務と考えます。様々な計画の見直しや新たな計画策定の際に、より多くの住民の意見集約をめざすために、現状どのような方法がとられ、今後どうあるべきかについて、町長のご所見をお伺いいたします。

次に、合併後の我が町の教育環境のあり方について、3点お伺いいたします。

一つ目は、田沢小と東陽小の複式学級実施における、実状と課題及び評価について、広報等でも伝えられていることも承知いたしておりますが、直接お聞かせいただきたいと存じます。

二つ目は、教育の平等から見た、小規模校のメリット・デメリットについて、客観的判断をお伺いいたします。

三つ目は、現在の小学校3校体制の課題と将来像についてお伺いいたします。実はこの件につきましては、昨日、先輩議員であります斎藤孝雄議員からも、ご質問があったかと思いますが、私自身も本質問事項通告後に、総務厚生常任委員会の席上、口頭による教育委員会方針を伝えられたところであります。つきましては、誠にぶしつけとは存じますが、本日、町執行部側、議会側、並びに多数の傍聴の方々がいらっしゃる機会でございますので、改めてお聞かせいただければと存じます。

以上の点につきまして、答弁の後に再質問させていただくこともあるかと存じます。

《答弁省略 再質問内容》

いくつかの点で再質問させていただきます。
まず、人づくりの点でありますが、「国際人平田の子」を育てるためには、英語教育開始年齢の低年齢化を図ることが考えられます。そのことが、即保育園や小学校のカリキュラムに組み込むことは、かなり大胆な決断を要することだと思います。今後は大いに発想すべきだと思っていますが。
伝えられるところによりますと、群馬県太田市のアイディア市長で有名な清水聖義市長が提唱し、すでに外国語教育特区に認定された、ほとんどの授業を英語で教える、小中高一貫の「太田アカデミー」なるものも、すでに存在していることもあります。
まずは当面、教育の町平田が自信を持って進めてきた、中学生の海外研修事業の充実・拡大のために、利用できる制度をすべての課において、調査のためのアンテナをたかくすること。
また、企画と生涯学習が連携し、町内に在住する外国人の皆様との交流事業を活発に進める取り組みに、近隣町村の外国人の方々も巻き込み保育園児や小中学校児童生徒を含む交流会を数多く企画し、参加することで国際性を高める一助にする。あるいは、東北公益文化大学に、我が町独自で留学生を招致し、我が町にホームスティする変わりに、子供たちに指導していただくとか、農業技術の交換留学生制度を創設するなど、実現可能なアイディアを議論できる、横軸のネットワークを作ることは、そんなに難しいことではないと考えるのですが。いかがでしょうか。

次に、住民自治による地域づくりシステムの構築ですが、私が質問通告をさせていただいた後に参加いたしました、合併講演会の資料、あるいは昨日配布いただきました、市町村合併に関する資料にも同様の添付がなされています
「今後の地方自治制度のあり方についての中間報告」の中に、明確にその必要性が記述されております。地方分権時代の基礎的自治体の構築の項の一部を読みますと、

このような基礎的自治体の体制の構築にとって、もう一つの重要な視点は、地域における住民サービスを担うのは、行政のみではないと言うことであり、分権時代の基礎的自治体においては、住民や重要なパートナーとしてのコミュニティ組織、NPO、その他民間セクターとも協働し、相互に連携して新しい公共空間を形成していくことを目指すべきである。としています。
ぜひ、こうした考え方に基づき、先駆的に存在する、我が町の公民館制度や隣組制度の良いところを利用しながら、早急にシステムの構築に着手する時だと考えます。まずは、そのシステム構築に対し、行政・議会一丸となって知恵を出し合いたいものです。

そして、住民ニーズを的確に把握するシステムの構築ですが、
第1に「情報公開の徹底」が基本であると考えます。住民にとって現状認識の手段として必要不可欠なのが、徹底した情報公開だと認識します。
第2に、北川前三重県知事の提唱した「進化する行政」によれば、新しい時代の行政マンは、「どんどん朝令暮改をする勇気を持とう、恐れるな」と言っております。前例のないことへの不安に恐れをなしてはいけないと。どんどん変えて行く勇気こそが、住民の信頼を得る道であると。
第3に、行政はサービス業であると言う認識の基に、職員一人当たりの生産性を高めることと、プロセスまでクリアにする点において最も明快な「情報公開」の手段として、品質管理の世界基準であるISO-14001の取得を目指すことが必要であると考えます。先進地研修や検討された経過等があればお伺いしたいと思います。

大きな2番目の教育環境の3点に対して、ご答弁をいただき合併後を見据えた、我が町の教育環境のあり方について、今後具体的な議論がなされるための、指針が明らかになったと認識いたしたところでございます。
また、本年1月発行の公報に示された「平田町の小学校整備」に関する記事や、これまでの話し合いの場の設定に対する町の姿勢は、過去に経験した様々な問題に対する議論のプロセスと比較し、情報公開の視点からも、大いに評価できるものと思っております。そこで、今後の議論のあり方について、要望を申し上げたいと思います。

1、関係地域の個別課題ではなく、町全体の課題であると言う認識で、東陽小、田沢小、南小のPTAをはじめとする   各層が、同一ステージにおいて、議論がなされる環境の設定に努めていただきたい。
2、そうした議論の場の設定において、より多くの参集が得られ、意見の出やすい方法について関係者と十分な協    議をしていただきたい。
3、重要課題の議論の周知と言う点から、許される範囲において、私たち議会関係者にも会議開催の情報提供を賜   り、傍聴等の機会をいただきたい。

最後に、聖徳太子によって制定された憲法17条の第1に掲げられた「和をもって 尊しとなす」と言う精神こそ、合併等多くの課題を抱えた激動の時代を、住民と共に乗り越えて行くために必要な原点であると思います。お互いに精神誠意、議論を重ねてまいることを確認し、質問をおわります。ありがとうございました。

【10時26分 終了】